高速充填機
特徴
食品関連製造機械において現 状の平行タクト式運転では生 産能力に限界があり、複雑な 機械機構ではなくシンプルか つ省スペース化が課題となっ ている。本機は、垂直ロータリー行程 での位置決めとサーボモーターとカム駆動でスムーズな 動力伝達方法により、シンプ ルかつ省スペース化を実現さ せた高速充填機である。
直径5~6ミリ、穴径3~4ミリメートル位の細長中空品の製品の中部に粘性液体を充填するにあたり、従来では 充填後、製品を入れ替えて、また、次を並べて充填するという方法が主流であった。これでは生産能力に限界があり、 能力を上げるために大きな設備が必要になってしまっていた。当社の高速充填機は現状のタクト生産方式ではなく、 垂直ロータリーにし設備をスリム化し、連続生産で充填コストを大幅に下げるものである。
コンペア上からまとまって供給される細長中空品を毎秒 20本以上という高速で1本ずつつかみ、不良品除去及び 補給装置を経て、チャックにつかんだ製品を傷つけずセンタリング。一体加工したスライド部で充填ノズルに接着 し、充填する。
- 従来の装置の2倍以上の速さで充填可能
- 配置人員が1名ですみ、供給コンベア上の手直し人員が不要
- 設置場所が従来より少面積でよい
- 消費電力がワンモーション駆動ですみ、省エネタイプである
仕様
製品仕様 | AC200V 7.0kw AC サーボモーター 4台 カム駆動方式 処理每秒20本以上 |